「アレルギー」と一口に言っても、引き起こされる症状により、色々な病態があります。
皮膚に症状がでれば、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹、気道に症状が出れば、クループや気管支喘息、鼻ではアレルギー性鼻炎、目ではアレルギー性結膜炎、などとなります。
全身に一気に症状が出ると、血圧低下や呼吸困難を伴い、アナフィラキシーと言われるショック状態に陥ることもあります。一般に、赤ちゃんのアレルギーは、食べ物に原因があることが多く、状態によっては除拒食が必要なこともありますが、成長するにつれて耐性ができ、だんだん食べられるようになってきます。その代わり、ダニやハウスダスト、動物のフケなどに反応してゼイゼイしたりする子も出てきます。
このように、「アレルギー」は原因も症状も多彩ですので、気がかりな症状がある場合は、どうぞお気軽にご相談下さい。